恥骨とお尻の痛み
約5週から胎盤が作られ、16週までに完成するといわれています。
胎盤はいろいろなホルモンを作り出しますが、中でもリラキシンというホルモンを作り出します。
リラキシンは「恥骨結合」を緩め、骨盤を広げる働きがあります。
赤ちゃんが大きくなるので、何としても骨盤を大きくしなくちゃいけませんね。

このホルモンが分泌されることは妊娠期を過ごすには必要不可欠。
しかし、このために起こる痛みもあるのです。
恥骨が広がるので、恥骨の痛みとお尻の痛みがあるのです。
恥骨は実にわかりやすく、開いているので痛みがあるのはなんとなく理解できますよね?
骨盤は腸骨、恥骨、坐骨の3つが重なった骨の集まりですが、硬い靭帯で固定されています。
妊娠すると、この靭帯を緩めてしまいます。
妊娠していないと少し・・・だけ動くことがあります。
エストロゲンなどの女性ホルモンの影響だと考えられているので、女性は生理周期で動くことでしょう。
男性に至っては女性ホルモン量が少ないので、あまり動くことはないでしょう。
さあ、妊娠すると骨盤が不安定になりますが、骨盤は日頃から負担が多いのです。
上半身の重みを支え、下半身と地面の負荷を支えます。
そんな負荷の多い骨盤が緩んでいるんです。
その不安定な骨盤を支えるのは、腹筋や背筋、お尻の筋肉、太ももの筋肉の総動員で支えます。

実に多くの筋肉たちで補強されるのです。
では妊娠中の恥骨、お尻の痛みは具体的にどのように起こるのでしょうか?
私たちの筋肉は左右対称のありますが、その大きさや強さは左右差が必ずあります。
効き足があるぐらいですから筋肉が左右均等なんてありえません。
すると右足の太ももの前側の筋肉が左足より強くて、骨盤を引っ張ると・・・。
骨盤は右斜め下に傾きます。
左右のズレが生じてしまいますね。
するとズレが痛みを起こすのです。
これは恥骨の恥骨結合、お尻の仙腸関節で起こるのです。

痛みがある場合、針灸やマッサージに行かれるでしょう。
しかし、無造作に緩めすぎるとかえって痛みが起こる場合があります。
当院にもマッサージ悪くなったという方が大勢いらっしゃいます。
それは、頑張っている筋肉を緩めてしまう、左右差を確認しないでただ緩めてしまうことが原因です。
まず、どこの筋肉がどのように緊張しているのか?
それを確認して、偏っている筋肉だけをほぐす必要があります。
そして、ズレを治す施術をしなくてはいけません。
ただズレを治してもすぐにまたズレますので、固定が必要です。
恥骨痛、お尻の痛みのある方は骨盤ベルト用意していただきたいです。
ただし、ズレていてベルトで固定しても痛みが消えないので、偏りを治してからベルトを装着していただきたいと思います。
恥骨の痛み、お尻の痛みでお困りの方はご相談ください。
セルフチェックの方法もありますので!!!
銀のすず